世界のなかでの日本の経済をみておく
From:奥村尚
東京のオフィスより、、、
昨年の世界のGDPは、
117,918 (名目、10億USD)でした。
2025年1年間の
平均ドル円レートは
149.65円でしたので、
11京7646兆円だったことが
わかります。
名目というのは、
物価上昇率を計算しないで、
稼いだ付加価値を
足し算したものです。
物価上昇を考慮すると、
多少順位は変わりますが、
これが世界経済の規模です。
top10を
見ておきましょう。

1位は米国です。
世界の中で26.1%を占める
堂々の1位でした。
2位は中国です。
世界の中で16.6%を占める
堂々の2位でした。
3位以下は、1.2位と
水をあけられて
どんぐりの背比べです。
その中でも
3位を維持したのが、
ドイツでした。
世界の中で
4.3%を占める規模でした。
日本は4位。
世界の中で
3.76%を占める規模でした。
以下、英、インド、仏と続きますが、
EU(欧州連合)の
年間GDPは、
21.23兆ドル。
世界の中では17.97%を占め
世界2位の経済規模となります。
日本も頑張っているな
と思う方が多いか、
日本も落ちぶれたものだ
と思う方が多いか。
これは、
世代によっても
異なると思います。
僕なんかは、
世界2位だった時代を
長く過ごしてきたので、
落ちてきたな
という風に捉えます。
GDPというのは、
国家全体としての
1年の稼ぎです。
人口が多いと有利ですね。
では、個人の稼ぎの順位
つまり1人当たりの
GDPをみましょう。
1位:リヒテンシュタイン 217,928米ドル
2位:ルクセンブルク 148,247米ドル
3位:アイルランド 130,652米ドル
4位:スイス 115,620米ドル
5位:シンガポール 99,365米ドル
6位:アイスランド 90,280米ドル
7位:ノルウェー 89,690米ドル
8位:アメリカ合衆国 89,991米ドル
9位:デンマーク 74,970米ドル
10位:カタール 71,650米ドル
G7で顔を出すのは
米国だけです。
人口が少ない国の方が、
有利なんです。
それにしても、
ドル円レートをかけて
円ベースでいうと
1人当たり
3千万円以上も稼いでいる
リヒテンシュタインは
ものすごい数字ですね。
日本の順位は37位で
35,973ドルです。
この順位は、
世代に関係なくずいぶん低いね
という感想をもつはずです。
かつては、1回とはいえ
ひとりあたりGDPでも
世界2位だった日本ですが、
今は世界37位。
アジアでも6位
(中東を除く順位)と
低迷しています。
理由は簡単。
経済成長を
止めているからです。
2000~2021年の成長率は、
中国 1000%(11倍)
インド 840%(9.4倍)
ロシア 1700%(18倍)
と、すさまじい国が多いのです。
主要国を見ると、
韓国 188%(2.9倍)
米国 91% (1.9倍)
英 80%(1.8倍)
仏 55%(1.6倍)
独 52%(1.5倍)
です。
日本を見ると、
かなり怖い結果です。
日本 4.6%(成長なし)
世界の主要国190か国において
堂々のワーストでした。
厳しい結果ですね。
なぜこうなっていったのか
別の機会にとらえてみようと思います。
奥村尚