リスクの年次比較をしてみる
From:奥村尚
東京のオフィスより、、、
日経平均も株価と同じように
リスクとリターンがあります。
リターンは、買った日(買値Buy)と
売った日(売値Sell)の差額(Buy-Sell)を、
投資金額であるBuyで割ります。
return = (Sell-Buy)/Buy(1)
普通は、(1)に100をかけて
%にします。
ただ、これだと時間の概念が消えるので、
普通は、年次に換算します。
一年の営業日を256日として、
経過営業日Xで割った数字を
先ほどの値にかけます。
経過営業日が128日であった場合、
2をかけるわけです。
年換算リターン= (1) * (256/X) *100
となります。
東証の営業日は
おおむね、245日です。
実際には、
土曜が祝日と重なったり、
天皇即位があったり、
五輪特別措置があったりで、
なんだかんだで、毎年異なります。
それを256として
ひとくくりに同じ営業日とするには
ワケがありまして、
2^8 であることによります。
統計計算は、√をかけることが多いので、
256=2^8 としておくと、
都合が良いのですね。
245として計算しても、
大差ありません。
さて、
リスクは、
日々のリターンの分散を計算し
それに平方根(√)をかぶせます。
2007年から、2026年における、
過去20年の、日経平均の
年次リスクをみてみましょう。
マーケットリスクを
年次で評価したもの、となります。

ただし、Y2026は、
8/11までの値を使っています。
(年次リスクも、
一日当たりの値ですので、
このまま比較できるものです)
もっともリスクが高かったのは、
2008年です。
突出しています。
その次は、2026年です。
今年です。
リスクはこの20年で、
2番目の大きな年であり、
その年を今過ごしているわけです。
この2つの年を除くと、
青の点線で示した範囲に
入っています。
パンデミックが起こった2020年は、
閾値ではありますが、
枠の範囲に入っています。
最もリスクが低かったのは
2017年です。
もっともリスクが高かった2008年と、
もっともリスクが低かった2017年は、
これを比較すると、
いったい何がおっこったのか、
なにがリスクであったのか、
調べてみると、何か面白いことが
わかるような気がします。
では、比較をしてみて、
そこからわかることを
考えてみることにしましょう。
でもそれは、いずれまた。
奥村尚