From:奥村尚
東京のオフィスより、、、

かなり以前、
1980年代くらいから、

日本の機関投資家は
米国株への投資を
していたのですが、

なかなか、
実りがない時代が続きました。

しかしこの数年くらいで、
個人投資家も、
日本株だけではなく、

外国株、特に米国株を中心に
ニーズが高まってきているように思います。

大手証券会社と
ネット証券会社でも、

個人投資家にも
米株投資が気軽に買えるよう、

取り計らっているところが
増えてきています。

日本株と米国株、
指数で超長期の推移を
比べてみましょう。

こうした目的では、
(指数も通貨も異なるので)

普通は、ある時
(たとえば 1970年12月28日を起点として)

その後の株価が
どうなっているのかを比較します。

指数化といいますが、
特定の序数でそろえるのですが、

今回は、日経平均もNYダウも、
1976年1月初日の終値をそのまま採用し、

日経平均は円、NYダウはドル、
という通貨単位のまま、
プロットしました。

期間は、
50年(+今年の1カ月半)
となります。

まずは、ご覧ください。

このグラフをみると、
かなりいろいろなことが
わかります。

1976年1月の時点で、
NK225とNYダウは、
ほぼ同じ数字です。

(NK225は4684円、NYダウは4613ドル)

この日を起点とすると、
今の価格はNK225の方がやや上ですが

おおざっぱに言って、
日米、同じような数字です。

この間、日米の株価指数は
まったく違う歩みがありましたが、

ところどころ接点があり、
つまりは、同じ数字に並んだ時が
何回かありました。

しかし、1998年くらいから、

どちらの指数もほぼそっくり
同期しているかのような
歩みをみせています。

1998年以降に限定するなら、
日本株も、米国株も、
同等の成長を果たしているんです。

いや、むしろ昨年後半からの
日本株の挽回はすさまじく、

日本株の方が
米国株より成長している
とさえ言えます。

これは指数での比較なので、
個別株の話と
置き換えることはできませんが、

指数というのは、
株式市場を大局的に示す
指標なのですから、

日本株は上がっていないが
米国株は素晴らしく上がる

というような、
証券会社とか、世間でいわれているような
話の真実性を『棄却』できる

ということを、
このグラフが証明していると言えます。

 

奥村尚